あの事件でうったえられた人も、まだ学生の子供がいるのに休職で蓄えを切り崩しながら生活、とか書いてありましたしね。
　確かに、自分の家族を巻き込んでまで行動を貫くのは、身勝手なのかもしれません。
　事故の時に家族の顔が浮かぶ…ってのは聞くことがありますが、こんなことで…orz

　大げさに思われるかもしれませんが、知人も似たような目にあってます。
　事故にあいそうになった子供をとっさの判断で助けて、そのあおりで数針縫う怪我したんですが…
　助けた子供の親には「迷惑」と愚痴られたそうです。
　怪我されてメンドウな事になったと思われたのか、自分が子供を危険な目にあわせたことを認めたくないのか…

　なので、店の人に子供渡したりすると、自力で見つけるよりメンドウなことになったと思われないか。もしくは、自分が迷子にしたことを認めたくなくて、誘拐されかけたと責任転嫁を無意識にしないか…
　心配になってしまうのです。

　やな世の中ですねぇ。考えすぎなのかな。

　とりあえず店員を呼んできて対応してもらおうとしたけど、近くの店員は接客中で、「並んで下さい」だって。(--;
　そうこうするうちに、子供が店外に行こうとするので覚悟を決めて声かけようとしたら…戻ってきた。ホッ
　などとしてると、店の向こうのほうで「どこにいったかなぁ」なんて言ってる親子発見。子供はその子と似てます！
　ということで、駆け寄って知らせて、遠めに見てたら、嬉しそうに手を繋いでました。(^^)

　安心して私はそのまま買物を続けたんですが、その親子はレジの所で待っていて、お礼を言ってくれました。
　んー、やはり考えすぎだったかぁ。

　ただ、一つ感じたのは、やはりこういう世の中で、どちらも自衛は必要な世の中になったのかなぁ、という暗い気持ちです。
　誤解しないように行動する人もいるし、その分、他人が自分の子供を叱ったり助けたりしてくれることも減っている、ということです。
　互いに無関心な都会、とかではない、困った問題を感じます。